小学校・中学校 社会|日本の気候

雨温図の見方・読み取り方を
問題を解きながら学ぼう。

雨温図は、1年間の気温と降水量を1枚のグラフに表した資料です。棒グラフと折れ線グラフの意味から、日本の6つの気候の特徴まで、実際の平年値を使った雨温図を見ながら学習します。

雨温図とは?

雨温図では、月ごとの降水量を棒グラフ、平均気温を折れ線グラフで表します。横軸は1月から12月までの月、縦軸は降水量(mm)と気温(℃)です。まずは「どちらの線・棒が何を表しているか」を区別して読むことが基本です。

棒グラフ

降水量を読む

棒が高い月ほど、雨や雪として降る水の量が多いことを表します。季節による降水量の違いに注目します。

折れ線グラフ

平均気温を読む

線が高い月ほど平均気温が高くなります。最も暑い月・寒い月や、1年間の気温差を読み取ります。

降水量平均気温

出典:気象庁「1991〜2020年 平年値」をもとに作成(東京)

まずは雨温図をそのまま読み取ってみよう

都市名を当てる前に、グラフに書かれている情報を正確に読む練習をします。気温と降水量を混同しないことがポイントです。

練習問題 1|気温

東京の雨温図で、平均気温が最も高い月は何月ですか。

練習問題 2|降水量

新潟の雨温図を見ると、冬にも降水量が多くなっています。この特徴と最も関係が深い気候はどれですか。

日本の6つの気候と雨温図の特徴

日本の気候は、位置や季節風、山地、海などの影響によって地域ごとに違いがあります。雨温図では、特に冬の気温、冬と夏の降水量、1年間の気温差を見ると特徴をつかみやすくなります。

北海道の気候

冬の気温が低く、夏も本州以南より涼しいのが特徴です。代表地点として札幌の雨温図を比べてみましょう。

日本海側の気候

冬の季節風の影響を受け、冬にも降水量が多くなります。新潟などの雨温図に特徴が表れます。

太平洋側の気候

冬は晴れて降水量が少なく、暖かい時期に降水量が増える地域が多くあります。東京や高知などを比べると違いも見えます。

中央高地の気候

海から離れた内陸では、降水量が比較的少なく、夏と冬の気温差が大きくなりやすいのが特徴です。長野が代表例です。

瀬戸内の気候

中国山地と四国山地にはさまれ、年間を通して降水量が比較的少ない地域です。高松などの雨温図で確認できます。

南西諸島の気候

一年を通して暖かく、冬でも気温が高い地域です。那覇では本州の都市より年間の気温差が小さくなります。

雨温図は「比べる」ともっと分かりやすい

1枚だけを見るより、違う地域の雨温図を並べると特徴がはっきりします。冬の降水量や年間の気温差など、同じ項目を比べてみましょう。

練習問題 3|日本海側と太平洋側

新潟と東京を比べたとき、冬(12〜2月)の降水量が多いのはどちらですか。

練習問題 4|瀬戸内と太平洋側

高松と高知を比べると、年間の降水量が少ないのはどちらですか。

練習問題 5|南北の違い

札幌・長野・那覇のうち、冬でも平均気温が最も高いのはどこですか。

雨温図の問題を解くときの3つのポイント

1

気温を見る

冬の寒さ、夏の暑さ、1年間の気温差を確認します。南北の位置や内陸かどうかを考える手がかりになります。

2

降水量を見る

冬に多いのか、夏に多いのか、年間を通して少ないのかを見ます。日本海側や瀬戸内などを判断する重要な手がかりです。

3

他の雨温図と比べる

一つの特徴だけで決めず、気温と降水量の両方を別の地域と比較すると、気候の違いをより正確に読み取れます。

気象庁の1991〜2020年平年値を使用

このページの雨温図は、気象庁が公表している1991〜2020年の平年値をもとにした月別の平均気温・降水量データから作成しています。ある1年だけの天候ではなく、長期間の観測から求めた標準的な気候を比べることができます。

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もっと雨温図の問題を解いてみよう

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