小学5年生の算数|分数

分母の違う分数のたし算・ひき算
通分してから計算しよう。

分母が違う分数は、1こ分の大きさが違うので、そのまま分子どうしを計算できません。通分して1こ分の大きさをそろえれば、分母が同じ分数と同じように計算できます。

STEP 1|分母が同じなら

同じ大きさの「何こ分」かを計算する

27 と 37 は、どちらも 17 が何こ分かを表しています。だから、2こと3こを合わせれば5こです。

27+37=57

分母は「1こ分の大きさ」を表しているので変えません。計算するのは、その何こ分かを表す分子です。

理解チェック①|同じ分母のたし算

27 + 37 を計算しましょう。

答えを入力

数学クエスト Q197

STEP 2|分母が違うと?

1こ分の大きさが違うので、そのままではたせない

23 は「3分の1が2こ」、14 は「4分の1が1こ」です。1こ分の大きさが違うものを、そのまま2+1と数えることはできません。

23+14≠37

ここで使うのが通分です。分母の違う分数を、同じ分母の分数に直してから計算します。通分の意味ややり方を確認する

STEP 3|通分してからたす

同じ「12分の1」にそろえれば計算できる

3と4の最小公倍数は12なので、両方を12分の形にします。

23=812 14=312

これで、どちらも「12分の1が何こ分か」になりました。8こと3こを合わせれば11こです。

812+312=1112

理解チェック②|分母の違う分数のたし算

23 + 14 を計算しましょう。

答えを入力

数学クエスト Q340「異分母分数のたし算」

STEP 4|ひき算も同じ

通分してから、分子どうしをひく

56 − 14 も、まず分母を12にそろえます。

56=1012 14=312
1012−312=712

理解チェック③|分母の違う分数のひき算

56 − 14 を計算しましょう。

答えを入力

数学クエスト Q341「異分母分数のひき算」

STEP 5|答えを確認しよう

最後に約分できないかを見る

通分して計算した答えが、さらに簡単な分数にできることがあります。そのときは最後に約分します。約分の意味ややり方を確認する

通分→分子を計算→約分できるか確認
① 通分する

分母の最小公倍数を使って、1こ分の大きさをそろえます。

② 分子を計算する

分母はそのままにして、分子どうしをたしたりひいたりします。

③ 約分を確認する

答えの分子と分母を同じ数で割れるなら、できるだけ簡単にします。

ここまでがつながった

約分と通分を使って、分数を計算できる

分母が違うときは通分して同じ大きさの1こ分にそろえ、分子を計算します。答えが約分できるときは最後に簡単にします。約分と通分は、分数の計算のためにつながっている考え方です。