小学校・中学校 社会|日本の産業

日本の産業を、
ランキングから調べてみよう。

日本では、地域によって盛んな産業が違います。農業・水産業・工業の実際の統計をランキングで比べながら、「どこで何が盛んなのか」を調べ、日本の地域の特色を考えます。

ランキングは「1位を覚える」だけではない

統計を見るときは、1位だけでなく上位にどんな地域が集まっているかにも注目します。「何が多い?」「どこで多い?」「なぜそこで多い?」と順番に考えると、ランキングが地域の特色を知る手がかりになります。

1

何が多い?

米、野菜、水産物、工業製品など、調べたい統計を選びます。

2

どこで多い?

上位の都道府県と実際の値を比べ、地域的なまとまりを探します。

3

なぜそこで多い?

気候、地形、海、交通、都市とのつながりなど、学習した知識と結びつけて考えます。

日本の産業ランキングを調べる

分野と項目を選ぶと、実際の統計による全国上位10都道府県を確認できます。順位だけでなく、数値の差にも注目してみましょう。

ゴム製品の出荷金額 全国ランキング

データ時点:2023

1位愛知県537,269百万円
2位三重県277,265百万円
3位福岡県253,495百万円
4位栃木県227,383百万円
5位静岡県216,595百万円
6位福島県202,365百万円
7位山口県168,942百万円
8位滋賀県153,533百万円
9位大阪府129,253百万円
10位埼玉県125,189百万円
出典:総務省・経済産業省の公表資料を加工して作成
統計:2024年経済構造実態調査 製造業事業所調査 二次集計 表01002(2023年値)
公表元の統計ページを確認する
公表統計をもとにmanabisで都道府県順位を表示しています。

ランキングを見て問題に挑戦

いま表示している統計を使って、ランキングの読み方を確かめてみましょう。ここでは2問だけ。もっと問題を解きたいときは、最後の日本ランキングアプリで繰り返し挑戦できます。

問題 1|ランキングを読む

ゴム製品の出荷金額が全国1位の都道府県はどこですか。

答えと考え方を確認

愛知県です。まずは順位と都道府県を正確に読み取ります。

問題 2|数値の差を見る

1位と2位は、順位だけでなく実際の値にどのくらい差があるでしょう。棒の長さと数値を比べてみましょう。

数値を確認

1位 愛知県:537,269百万円
2位 三重県:277,265百万円

「1位だから多い」で終わらず、2位以下との差にも注目すると統計の特徴が見えてきます。

なぜ地域によって違うの?

同じ日本の中でも、地域によって盛んな農業や水産業、工業は違います。ランキングを見ていると、その違いがはっきり見えてきます。では、なぜその地域が上位になるのでしょうか。

気候

気温や降水量によって、育てやすい農作物は変わります。暑さ・寒さ、雨の多さなど、それぞれの地域の気候を生かした農業があります。

地形・土地

広い平地、盆地、高原、山地など、土地の広さや高さ、地形の違いも農業や産業の特色につながります。

海

暖流と寒流、海岸の形、漁場との距離などは水産業と深く関係します。同じ海に面していても、とれる水産物は地域によって違います。

交通

港、高速道路、鉄道などは、原料を運んだり、作ったものを消費地へ届けたりするために重要です。

都市

人口の多い都市の近くには大きな消費地があります。新鮮な農産物を届けやすいことや、多くの人・企業が集まることも産業に影響します。

歴史

長い時間をかけて技術や企業、港、工場などが集まり、現在の産地や工業地域の特色につながっている場合もあります。

ランキングは「答え」ではなく、地域の特色を考えるための手がかりです。
「何が多い?」「どこで多い?」を調べたら、次は「なぜそこで多い?」を考えてみましょう。

もっと調べてみよう

ランキングから見つけた「なぜ?」は、ほかのmanabis教材を使うとさらに深く調べられます。

ランキング問題を繰り返し解く

日本ランキングアプリでは、農業・水産業・工業・貿易の実際の統計を使って、1〜3位、上位地域の比較、並べ替えなどの問題に繰り返し挑戦できます。このページで調べたことを、問題で確かめてみましょう。

日本ランキングに挑戦しよう

調べるだけでなく、統計を読んで答えることで、日本の産業と地域の特色を身につけていきます。